(定住ビザ申請)連れ子ビザ(定住告示6号)が不許可になりました。なぜですか?
ケース1:年齢が高すぎた
日本では成人年齢は20歳です。ですが多くの国では、18歳が成人年齢になります。
実際上は、高校入学した頃から「途端に不許可率」が高まる実感があります。
大事なポイントは「自分で生活を維持できるか・自活できるか」が大きな判断上のポイントになります。年齢が18歳に近ければ近いほど「一人で生きていけるので」不許可になりやすいのです(特に男の子の場合は不許可が多い体感がある)
ただ、当事務所で依頼いただいた人でも19歳で許可された人が何人もいます。
生計維持できるか否かは、「事情次第・人次第」という側面が特に高くあります。上手に説明していくことが大事です。
ケース2:養育してたといえるのか?
連れ子を呼ぶ以上、親元にそれなりの資力がないと、説得力がありません。年齢の高い子を日本に呼び寄せて「家計の足しに働かせるのでは?自営業を手伝わせるのでは?」と捉えられてしまうと、不許可になります。
「養育していたのか?」の判断は、今までの養育の経緯や今後の扶養の必要性、呼び寄せる側の経済状況、将来の生活設計などについて、説明していくのですが、「何があれば大丈夫!これを提出すれば大丈夫!」というものはありません。家族・人、事情・それぞれに適切な物を用意し、わかりやすく説明していくことが大切になります