インドネシアやフィリピンと締約し、高齢社会を背景とした介護サービスの充実を図る為、看護師や介護福祉士候補者等を、特定活動資格を付与して在留を許しています

「EPA」とは？：経済連携協定（Economic Partnership Agreement）の事で、締約国間の貿易自由化・円滑化を促進し、関税・サービス貿易、投資、知的財産、人的交流等各種経済分野の政策調和や規制緩和・協力等を図るための協定です。

現在、日本は、インドネシア・フィリピンと協定を結び、介護サービスの充実を図る為、看護師や介護福祉士候補者等を受入れています。

EPA看護師・介護福祉士候補者として入国すると？

国家資格の取得を目指します。国家資格の取得前は、日本国内の病院・介護施設で雇用されつつ研修を重ねます。国家資格の取得後すると、日本国内の医療施設・介護施設等で看護師・介護福祉士として雇用されていくことになります。

看護師候補者として選ばれる条件
○看護師資格の保有者（看護学校の修了証書Ⅲ取得者OR大学の看護学部卒）
○一定年数以上の看護師の実務経験があること
○日本人と同等報酬以上の雇用契約で、日本の病院等で雇用されること

介護福祉士候補者として選ばれる条件
○大学の看護学部卒業者や看護大学卒業者等
○日本人と同等報酬以上の雇用契約で、日本の病院等で雇用されること
日本に滞在できる期間
○看護師・介護士の資格を取得まで：看護師候補者３年、介護福祉士候補者４年を上限とします

（国家試験に不合格した場合は即時帰国の対象に）
○看護師・介護士の資格を取得した後：在留期間上限３年、更新申請可能

日本語等研修の実施・・・入国後６か月間の日本語研修及び看護・介護導入研修実施

日本・インドネシア経済連携協定協議 　および　日本・フィリピン経済連携協定協議
看護師・介護福祉士候補者等の受入れについて規定するほか、短期の商用訪問者，企業内転勤者、投資家、自由職業サービス従事者（弁護士等）、公私の機関との契約に基づく「技術」・「人文知識・国際業務」の受け入れ定めます

看護師・介護福祉士候補者の受入
※労働市場への悪影響を避けるため、受入れ最大人数を設定しています